北海道企業PBL協議会

お知らせ

ビジネスデザイン実践講座 第5回「企業見学」はチームの学生に職場の雰囲気を伝える

 北海学園大学経営学部「ビジネスデザイン実践講座」の第5回講義は、チーム毎に「企業見学」を行いました。前回の顔合わせ時にチームの受講者間で相談の上、見学内容や実施日を決定しました。見学当日は、受講する社会人が誘導の下、学生は職場見学や社員へのインタビュー、座談会等を体験しました。

 ㈱感動いちばチームでは、初めに受講者間で進捗状況を報告した後、実際に社員が働く職場を見学しました。ワンフロアオフィスで社員同士の距離も近く、コミュニケーションが活発に行われている様子から、風通しの良さを感じていました。次に、若手社員へのインタビューも行い、仕事のやりがいや社内のフォロー体制、キャリアアップへの考えなど、様々な角度から質問を投げかけていました。

 ㈱北洋銀行チームでは、学生より「金融業界に対する漠然とした“お堅い”イメージを払拭する記事を作りたい」という要望から、農業・食品、ものづくり、観光産業と幅広い業界を支援する「地域産業支援部」の業務に特化した取材を行いました。冒頭、当部の行員より業務説明があり、その後は座談会となりました。行員からは「仕事を通じて関わった地域への愛着はずっと続く。異動後も関連するニュースには反応してしまう」という話があり、学生も「卒業後に感じる母校への愛着と似たところがあり共感できる」として、転勤に消極的な学生に対しても響くエピソードなど、具体的なストーリーを引き出していました。

 次回からは4週にわたり、グループワークが続きます。採用マーケティングの知識を活かして、社会人は自社の魅力を就活生へ発信するプレゼンテーションを、学生は同じ目的でnote記事を成果物として作成していきます。