北海道企業PBL協議会

お知らせ

ビジネス実践力講座 第5回「グループワーク③」は、問いと仮説からビジネスアイディアを創出

 6月15日(水)、北海学園大学経営学部「ビジネス実践力講座」の第5回講義が、同大学にて行われました。今回の講義で、最終成果発表会(=講座最終回)までに設定されたグループワーク(計5回)も折り返しとなりました。これまでのグループワークで精査された事業分析の結果を基に、企業のリアルな課題を解決するため、ビジネスアイディアを具体化し、実施するための方法について学びました。

 初めに、北海学園大学経営学部・佐藤大輔(さとう だいすけ)教授から、改めて本講座の基本コンセプトである「理論を活用して企業の課題解決に臨む」ことについて説明があり、あわせて「ビジネスアイディアの創出方法」について、「問い(=企業の提示する課題)」と「仮説(=課題の原因や理由)」による考え方のレクチャーがありました。
 その後、グループ毎に分かれて、約1時間に亘り、仮説の議論とそれに対応する具体的な解決策の検討が行われました。グループの中には、アイディアの具体化に向けて、企業側が準備した試作品を実際に食べて検証する光景も見られました。

 参加した社会人からは、「問いと仮説を何度も繰り返し回すことで、自ずと解決策の方向性が見えてきた」や「ようやく学生から出たアイディアが、理論に基づく具体的なものになってきた」との声が聞かれました。

 引き続き、グループ毎に講義以外の時間で打合せを行ったり、大学教員への助言を求めたりしながら、課題解決につながる論理的かつ実現可能なビジネスアイディアを、実施計画へと落とし込んでいきます。

▲佐藤教授によるイントロダクションの様子
▲グループワークの様子