北海道企業PBL協議会

お知らせ

ビジネスデザイン実践講座 第3回「ワークショップ」で自社の魅力を考える

 5月22日(水)、北海道新聞社7階にて、北海学園大学経営学部「ビジネスデザイン実践講座」の第3回講義・ワークショップが行われました。講義にはPBL協議会会員企業11社18名が参加しました。受講者は2~3社でグループを組み、前回のオンデマンド講義を基に作成した課題資料を使って、お互いに意見交換をしました。

 初めに、北海学園大学経営学部・佐藤大輔(さとう だいすけ)教授から、オンデマンド講義の復習がありました。就活生の志望要件となる会社の魅力は、「価値」レベルと「意味」レベルに分類でき、それぞれ理解を促すには、「証拠」で合理的に説明することと、「ストーリー仕立て」で共感を生む説明をすることがポイントであると説明しました。

 次に、2~3社でグループを組み、ワークショップを行いました。受講者は、事前課題であった「自社事業」ならびに「自社で働くこと」それぞれの魅力を、価値・意味レベルで列挙した資料をお互いに発表し、感想を述べ合いました。ワークショップは相手を入れ替えて、2回実施しました。

 最後に、会員企業を代表して株式会社FUJI様より課題資料を発表いただき、佐藤教授と中村准教授に講評いただきました。教員からは「就活生に入社したいと思わせる“自社の魅力”を、これから磨きあげていってほしい」とエールが送られました。

 次回は、いよいよ学生との初顔合わせです。チームを組む学生たちは、一足早く4月から本講座を受講しています。社会人に先駆けて、担当する企業の魅力を意味・価値レベルで考え、分析を進めています。初顔合わせながらも、活発な意見交換が期待されます。