新しい産学連携のスタイル「ビジネス実践力講座」開講！
4月6日（水）、北海道新聞社2階にて、北海学園大学経営学部「ビジネス実践力講座」の第1回講義が行われました。講義にはPBL協議会会員企業5社10名が参加、1時間半にわたる講義を聴講しました。この講座は、座学やグループワークを通じて、会員企業と大学（教員・学生）が企業の諸課題解決を図るものです。
冒頭に会員企業の紹介後、北海学園大経営学部・佐藤大輔（さとう だいすけ）教授から「マーケティング志向で商品を考える」のテーマで講義がありました。佐藤教授からは、具体的な事例を挙げながら「マーケティングの理論を用いることで、企業が抱える諸課題の解決が可能である」との話がありました。その上で、「大学との協働・学習を通じて、ぜひ、皆さんの会社に目に見える成果を持ち帰って頂きたい」と会員企業にメッセージを送りました。
講義後には、これから4か月間にわたる講座の概要について、佐藤教授と事務局から説明を行いました。北海学園大学にとって本講座は初の取り組みであることから、佐藤教授は「学問と実践を架橋する産学連携の新しい手法を創っていきたい」と話していました。
終了後、会員企業からは、「学術的なアプローチで学生と共に自社の課題解決に取り組めることを嬉しく思っている。ぜひ新たな知見を得て、会社に持ち帰りたい」との声がありました。
本講座を通じ、会員企業と大学がそれぞれの視点を持ち寄り、結果的に、両者の成長・発展につながることが期待されます。
