オンラインで配信中の動画は、事業や商品の「本質」を見極める方法（約26分）と、「魅力」を発見する方法（約45分）の計2本で構成されています。どちらも講師は初回に引き続き、北海学園大学 経営学部・佐藤大輔（さとう だいすけ）教授です。佐藤教授からは、「事業や商品の改善を図る際に、優れた解決策を生み出すには、マーケティング的思考により、事業や商品の『本質や魅力』を的確に理解することが必要」との話がありました。

　また、動画の補習コンテンツとして、全20ページに及ぶ、オリジナル解説書も配布されています。講義の内容がテキスト化されているだけでなく、マーケティングの基本を知る上で役立つ書籍についても、難易度別に紹介されています。　

　講義後には、2本の動画で解説された、マーケティング理論について、理解と定着を図るための小テストが2つ用意され、それぞれ20問の設問に選択式で回答します。受講者は、全問正解で合格となり、合格まで繰り返し挑戦できます。出題内容は回答のたびにランダムに変わるため、自ずとマーケティングの知識が身につきます。

　次回は、本講座の履修者である会員企業と学生が一堂に会し、各社の事業紹介から、チーム毎に分かれて企業の課題解決に向けた、グループワークが始まります。今回のオンデマンド講義は、事業分析の基礎的な考え方になるため、まずは理解を深めることが、具体的な解決策へと結びつくことになるでしょう。